今年も、昨年度に引き続き、明海大学での後学期の授業を担当させていただいております。
今年は2年生向け「プロポーザル管理基礎」に加え、3年生向けの「デジタルイノベーション実践・演習 プロポーザル管理・交渉」も新規開講し、連続2コマ学生の皆さんと「プロポーザルマネジメント」に向き合っております。
2年次の基礎知識をもとに、3年次では、ITでビジネスの課題解決を目指す組織への提案で成功するマネジメントプロセスを、実例を交えて学んでいただきます。
IT業界の提案最前線で活躍するAPMPメンバーとともに作り上げるこのクラス、提案力強化を目指す企業にも自信を持ってお勧めできるコンテンツに仕上がっております。
1年ぶりに再会した3年生からは、2年次の知識を活かしてインターン先での提案実習で評価されたと、嬉しい報告がありました。ITに特化した学びができると期待を寄せてもらっています。
授業の様子を少しだけご紹介します。
先日のDay2では3年生向けの授業に、APMP幹事メンバーの 田中 秀忠 さんにご登壇いただきました。
お客様に安心して使い続けていただく、マイクロソフトでのカスタマーサクセスとしてのご経験とAPMPの体系的知識を踏まえて、お客様のチェンジマネジメントにも発展しうるソリューション提案の実際と、そのあり方をお話しいただきました。
提案を受ける側も、提案する側も、さまざまな利害が衝突しがちな人や組織から、ビジョンに向かい協力を引き出し推進する力が必要なわけですが、プロポーザルマネジメントを用いることによりそれらが叶い、企業も顧客にも価値を最大にできる可能性が広がることを、私からも重ねて説明いたしました。
終始集中して受講してくれた学生からは、「組織が連携して、価格だけに依存しない価値提供の必要性に気づくことができた」と、大人顔負けのコメントをが挙げられました。
1月までの授業では、引き続き会員の皆さんに登壇いただく予定です。学生の皆さん、お楽しみに！